自分に“継続力がない”と感じる方って意外と多いのではないでしょうか。
新しく何か興味があることを始めてみようと意気込んだのも束の間…
結局すぐに飽きてしまって三日坊主で終わったり、思ったように結果が出ず途中で投げ出してしまったこと、思い当たりませんか?
では、物事を根気よく続けられる“継続力”がある人との違いは一体何でしょうか?
継続力は考え方や取り組む仕方を変えることで身につけることができます。
今回は継続力がないと感じている方におすすめの無理せず習慣化する方法を紹介します。
自分は何をしても続かないから…と取り組まないのは本当にもったいない事なのです。
ぜひ正しい継続力のつけ方を知り、新たなことに取り組むことで自分の可能性を広げてみませんか?
Contents
“継続力がない”人の特徴
今までしていなかった事を新たに始めるということは、“今までの生活が変化する”ということ。
人間は変化が苦手な生き物です。
新しく始めた事を生活の中に取り入れ慣れるという過程には少なからず環境変化に対するストレスが生まれるため、逃げたくなったり、やめたくなるのは本能的に当然な事なのです。
このように、誰でも三日坊主になる可能性は大いにあるのですが、自分の生活の中に浸透=習慣化してしまえばストレスは少なくなります。
出かける前に着替えたり、お風呂に入ることにストレスを感じることって少ないですよね。
これは習慣として生活の中でずっと継続していることだからです。
“して当たり前”にすることができたらこちらの勝ちです。
では、習慣化される前にやめてしまう人はどのような特徴があるのか。
自分に当てはまるタイプを考えてみてくださいね。
好奇心旺盛型
トレンドのものや人から勧められたものに対して興味を持ち、即行動できるフットワークの軽さは抜群です。
しかし、自分には明らかに不向きのものに飛びついたり、次から次へと新しく出てくるものに興味がわいて目移りしてしまって続けられないタイプ。
熱しやすく冷めやすいと自分でも自覚している人も多いのではないでしょうか。
マイナス思考型
「どうせ〇〇したって失敗する」
「自分なんかが〇〇したところで上手く行くはずがない」
などと自分を否定してしまうタイプ。
変化を恐れ、無意識に現状維持を強く願ってしまう傾向があるため、継続することが難しくなります。
自己弁護型
「〇〇だから仕方ない」
「しようと思ったが〇〇のせいでできなかった」
作業環境がわるい、疲れていた、時間がない…など、出来ない理由を自分意外の何かのせいにして自分を正当化してしまうタイプ。
自己弁護は継続力だけではなく人生そのものにも影響してきます。
中国の大企業アリババグループの創始者であるジャック・マー氏はビジネスの世界で自己弁護をする人に対して「貧乏な人たちが共通してもつ特徴だ」と言っています。自覚がある人はもったいないことをしています。
現実逃避型
「本当は今すぐにできるけど、必要性がないので今はしない」
「始めてみたがそこまで重要性を感じられなかったから辞める」
というように、出来ない自分や失敗を受け入れる事が怖いため現実から目をそむけてしまうタイプ。
自分を大きく見せようとすることで変化によるストレスから自分を守ろうとしています。
習慣が定着するまでの期間
では、新しく始めたことを習慣化するまでに必要な期間はどのくらいでしょうか?
多くのビジネス本や自己啓発本では慣化に必要な期間は平均66日と言われています。
これは“人間の習慣化”を研究したロンドン大学のフィリッパ・ラリー博士が導き出した研究結果です。
“平均”というのは行動の種類によって習慣化までの期間が違うためです。
簡単な行動ほど習慣化しやすく、複雑で手間がかかればかかるほど習慣化は難しくなってきます。
習慣のタイプは3つに分類できます。
②身体習慣:運動、ダイエット、早起きなどの肉体の改造を伴うものが当てはまります。習慣化までの期間は3ヶ月程度。
③思考習慣:物事の考え方(マイナス思考や自己弁護)、口癖といった長年積み重ねてきたものを変えようとする場合は複雑な工程を要するため大変な作業です。習慣化までの期間は6ヶ月程度。
習慣化できるまでの期間を知っているとゴールが見えているため継続しやすくなりますよ。
“継続力がない”人が習慣化できる取り組み方
私もどちらかというと継続力がなく、三日坊主で終わってしまった経験は過去に何回もあります。
しかし、最近始めたWEBライティングは環境や意識を少し変えたことで、4ヶ月間ほぼ毎日継続して作業することができており、すっかり生活の中に溶け込んだ感じがあります。
環境設定
まず簡単には辞めることができない環境を作ること!
私の場合、WEBライティングを始めるにあたって主人にパソコンを買ってもらいました。
パソコンを買ってもらったのに辞めてしまっては何のためのパソコンか分からなくなります。
せっかく買ってくれた主人にもなんだか申し訳ない…
“パソコン代は絶対稼ぐぞ”という意気込みが毎日作業するためのひとつの原動力になりました。
その他の環境設定として他人に宣言するのも効果的です。
私はツイッターで“今日の目標”と“今日の積み上げ”を毎日ツイートしています。
誰かに宣言すると続けやすくなりますよ。
ただし、あまりにストイックに自分を追い込みすぎるとプレッシャーからのストレスで逃げ出したくなるので、適度な環境設定が大切です。
ゴールをしっかり決める
ゴールがないと心はあっさりポキっと折れてしまいます。
何のために頑張っているのか、継続することでどのような未来が待っているのか、達成したときのメリットをしっかり考え、ゴールを明確にしておきましょう。
そのゴールに向かって走っていくイメージで日々の継続を積み重ねていきます。
習慣化できるまでに1日でもサボってしまうと自分を甘やかすクセがついてしまい、「今日もしなくていいかな」「また明日から頑張ろう」とどんどん継続ができなくなってしまいます。
“明日やろうはバカ野郎”ですよ!
1日のうちの5分でも10分でも自分の決めたゴールに向かって進んでいくことが大切です。
ちなみに私のゴールは“子どもが小学生になる頃までにフリーランスになって家で働きたい”です。
このゴールがあるから、WEBライティングもブログも続けられています。
自分が望むゴールをしっかり決めることでぶれることなく継続できますよ。
自己分析
ゴールにたどり着くまでに手段を選ばず闇雲に手を出すと三日坊主になりかねません。
得意なこと、するのは苦だけどできそうなこと、するのも苦だしできそうもないこと…などなど人間、向き不向きは必ずあります。
自分に向いていたり得意なことだと継続しやすいですよね。
しかし、新しく始めようとすることが自分に向いているとは限りません。
“するのも苦だしできそうにもないこと”を取り組むときには、自分が何を苦に感じるのか、今のやり方でいいのか、何だったらできそうか…など自己分析をしっかりしましょう。
継続すること自体が目標になってしまい、自分に合っていないやり方を続けるとストレスを感じ挫折してしまいます。
自己分析を繰り返し、自分にあった方法で継続していくことが大切です。
すぐに成果を求めない
自分の取り組みに対してすぐに結果を求めてしまうと、結果が思ったようにでないためイヤになってしまいます。
世の中、そんなにすぐに成果が出るものはほとんどありません。
結果を出すためには量をこなし時間をかけることが1番の近道です。
かなり体育会系な考え方に思えますが、“時間をかけずに出る結果はない”と最初から頭の片隅に置いておくと過度に結果を求めすぎず継続しやすいのではないでしょうか。
結果も大事ですが過程も同じくらい大事。
毎日の努力はいつか必ず芽を出すと思い小さな事でもコツコツ継続していきましょう。
小さな成功体験を大切に
継続できるかできないかはモチベーションも大きく関わってきます。
モチベーションを保つには小さな成功体験を繰り返すことです。
そのためには目標を小刻みにすること。
最初からあまりに大きな目標を掲げてしまうとなかなか達成できずにモチベーションが下がってしまいます。
たとえば“1年間継続すること”を目標にするのであれば、“1ヶ月継続すること”を12回達成していくと毎月小さな成功体験を味わうことができてモチベーションに繋がります。
私の場合はWEBライティングの報酬がモチベーションに繋がっています。報酬が0円のまま文章を書き続けるのは辛いですからね。
WEBライティングの稼ぎ方の記事はこちら★
自分のモチベーションのあげ方を上手く利用し、成功体験と掛け合わすことができると継続しやすいです。
小さな成功体験を繰り返すことで自己肯定感もUPします!
マイナス思考型の人にとってもオススメです。
いかがでしたでしょうか?
継続力がない人も考え方ややり方を変えることで脱・三日坊主が期待できます。
なりたい自分、叶えたい夢がある方は、コツコツ積み上げ継続力をつけていきましょう。