・親知らずを抜歯したい
・仕事がなかなか休めない…
・土曜日に抜いたら月曜日は大丈夫?
このようなお悩みをお持ちの方に向けての記事となっています。
もちろん親知らずの生え方や回復力などは個人差があるので、ひとつの例として読み進めてくださいね。
親知らずとは
上下ともに前歯から数えて8番目の奥歯が“親知らず”と呼ばれる歯になります。
親知らずは20歳前後に生えてくることが多いと言われています。
抜歯した方がいいの?
親知らずは最奥にあるため、歯ブラシが当たりにくく虫歯になりやすいと言われています。
歯周病や炎症の原因になることも多いです。
まっすぐ正常に生えて歯として機能している場合や、将来的に利用する可能性がある場合は残しておく方が良い場合もあるのだとか。
抜くリスク、抜かないリスクを歯科医としっかり話し合ってから決めていきたいですね。
私は下の親知らずは歯茎の中に完全に埋まっており、今は悪さをしていないので抜かずに置いておくという選択を先生にすすめられて、そのままにしています。
今回は上の親知らずが虫歯がみつかり、虫歯になりやすい箇所なので、治してもイタチごっこだろうということで抜くことにしました。
歯医者選び
私は上の親知らずが虫歯になっていましたが、痛みはなく自分では虫歯になっていることに気がついていませんでした。
別の歯の治療で歯医者に通っていたところ、親知らずにも虫歯が見つかり、抜歯をすすめられました。
ですが、その歯医者は“歯科”のみで“口腔外科”がないため、抜歯はできないとの事。
大学病院や県立病院のような大きな病院当てには紹介状は書けるけど、個人病院には基本的に紹介状は書かないと言われました。
大きな病院は土日休みのところがほとんどです。
平日になかなか仕事を休めないため、土曜日にも診療をしている口腔外科もはいった歯医者を自分で予約しました。
電話で事情を説明すると、よくある事のようでスムーズに予約を取ることができましたよ。
初診の日はレントゲンを撮り、歯や歯茎の状態チェック、抜歯についての説明で終わりました。
親知らずを抜こうと思っている方は、最初から“口腔外科”に行くことをオススメします。
歯医者を途中で変えると初診料もかかりますし、治療までの期間も延びてしまいますので。
当日の流れ(土曜日)
・抜くのは痛くないけど、麻酔が切れたあとが痛い
・しばらくご飯が食べられなかった
・顔がパンパンに腫れた
と、親知らずを抜いたことがある方が言っていたので…
ヨーグルトやゼリーなど噛まずに食べられる食品を買って事前に買っておきました。
そしていざ歯医者へ!
口の状態を見てくれたあとに麻酔をしました。
表面麻酔なしでしたが、チクッとする程度で全然平気でしたよ。
麻酔から10分後くらいに抜歯の処置が始まりました。
麻酔が効いているので、痛みはもちろんありません。
痛みはありませんが、歯を引っ張っている感じや、歯茎から剥がされている感じはなんとなく分かりました。
1分くらいで抜け、「はやっ😯!」と思わず言ったほど。
あとは先生が消毒してくれて、ガーゼを20分程度噛んで止血しました。
うがい薬と痛み止め(ロキソニン)、止血できなかった時のための換えのガーゼを出してくれて終了。
歯医者に行ってからトータル30分程度で終わり、一週間後に再度予約を取って家に帰りました。
家に帰ってから
2〜3時間は麻酔が効いているとのことだったので、麻酔がきれる前に痛み止めを服用しました。
ですので、特別痛みは感じませんでした!
痛みを感じ始めてから、痛み止めを飲むと効き始めるまでに30分程度要するので、痛くなる前に飲むのがいいと先生に言われていました。
親知らず抜歯後にしてはいけないことが何点かあります。
・入浴(シャワーは可)
・飲酒
・喫煙
・激しい運動
・刺激物は食べない
・食事の際は患部はできるだけ避ける
・患部を舌で触らない
・頬を強く押さない
・激しいうがいや頻回なうがいはしない
これらを守って安静に過ごしました。
食事も固いものや熱すぎるものも良くないとのことでしたので、ヨーグルトや柔らかめのおかずを食べましたよ。
処方されたうがい薬でやさしく口をすすいで、早めに就寝しました。
翌日(日曜日)
朝起きると、痛みはそこまでないものの違和感が…
鏡を見てみると顔が腫れていました。
パンパンというわけではなく若干浮腫んでいるような感じです。
ご飯を食べる時に口を開けると、昨日より痛みが少し強くなっている感じがありました。
我慢できる痛みだったので、痛み止めは飲まずに過ごしました。
食事も昨日同様、刺激物や熱いもの、固いものは避けています。
昨日はシャワーだけでしたが、湯船にも浸かり、明日の仕事に向けて早めに寝ました。
翌々日(月曜日)
顔の腫れは引きました。
口を開けた時の痛みは若干残っていますが、仕事には支障ありませんでした。
喋りづらさ等もなくいつもどおり働けましたよ。
なかなか平日に仕事が休めないので、熱が出たり、顔が腫れたり、痛みが引かない時のことを心配していましたが大丈夫でした!
日を増すごとに違和感、痛みともに感じなくなりました。
いつの間にか食事も気にせずできるように。
初めての抜歯でかなり緊張しましたが、あっという間に終わってスッキリすることができました。
まとめ
土曜日に親知らずを抜歯しました。
翌日は顔がむくみ、口を開けると痛みがありました。
月曜日には顔のむくみもとれ、痛みもやわらいできましたよ。
いつもどおり仕事をすることができました。
もちろん個人差はあると思いますが、抜歯の翌日は腫れや痛み、熱などの症状がでることも多いと思います。
しっかりと休むことで早い回復に繋げていきましょう。
ヨーグルトやゼリー、栄養ドリンクなど食べやすく栄養がとれるものを抜歯前に準備しておくことをオススメします。
虫歯になっていた親知らずを抜歯したことで気持ち的にもスッキリしました。
定期的に歯医者に通い、自分の歯をいつまでも保っていきたいものですね。
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