一気見するほど面白かった「凪のお暇」の中で“ウィッシュリスト”というものが出てきたんですね。
主人公の大島凪が、人生どん底の時に本当になりたい自分を見つけるために使った方法です。
今までにも“ウィッシュリスト”という名前はチラッと聞いたことがありましたが、詳しくは知らなかったのでこれを機に調べて自分でも作ってみました!
なにやら夢が叶いやすくなるそうですよ。
今回はウィッシュリストの書き方や得られる効果、実際に書いてみての感想とオススメのアプリを紹介いたします。
小さな夢からでも実現していってみませんか?
そんなことより、中村倫也の沼が気になる方はこちら→「“中村さんちの自宅から。”動画で中村倫也の沼にはまった話」
ウィッシュリストとは?
では、ウィッシュリストについて簡単な説明をしていきます。
ウィッシュリストとはその名の通り、“ウィッシュ(wish)=願い”を箇条書きにしたもの。
書き出すためのツールは問いません。
ノートに手書きでも、パソコンやスマホのメモにでも、アプリでも…なんでもOKです。
願いというとピンとこない方が多いかもしれませんが、言い換えると“願望”や“やりたいこと”リストということです。
このウィッシュリストが世に広まったのは、2016年に講談社から出版された『杉山愛の“ウィッシュリスト100”願いを叶える、笑顔になる方法』がひとつのきっかけだったのではないでしょうか。
著者である元テニスプレイヤーの杉山愛さんが選手を引退した後の第2の人生の送り方に迷ってしまった時に「自分と向き合うため」にウィッシュリストを書きはじめました。
その結果「自分が本当にやりたいことや理想のライフスタイルが明確になった」と書かれています。
「何のために勉強や仕事を頑張っているの?」
「なりたい自分ってどんな自分?」
「10年後はどんなライフスタイルで生活をしていたい?」
「本当にやりたいことって何?」
これらの質問を自分に向けた時、答えることができますか?
いくら考えても答えが出てこなかったり、ぼんやりとしか浮かばなかった方はこの先のビジョンがかすんでいる可能性あり。
ウィッシュリストはそんな方の進路や目標を明確にしてくれる役割を持ち合わせています。
なぜ書き出すの?
ウィッシュリストを作るにあたってツールは問わないと先ほど述べましたが、なぜ書き出す必要があるのでしょうか。
それは文字に起こすことで自分の本当の望みを改めて認識することができるからです。
1979年にハーバード大学が“ゴール設定に関する研究”を行いました。
ある教授がハーバード大学の学生らに「目標を紙に書き出しているか?」と質問したところ、84%は目標を持っておらず、13%は目標はあるが紙には書いておらず、3%が目標を紙に書いている、という結果がでました。
10年後に同じ学生たちを集めて年収を調査すると、当時目標を持っていた13%の元学生は、目標のなかった84%の元学生の約2倍もの平均年収があり、目標を紙に書いていた3%の元学生は、残り97%の元学生たちの10倍の平均年収を得ていたというものです。
もちろん紙に書いたからといって全て願いが叶うというわけではありませんが、目標に対する意識は確実に違ってきますよね。
紙に書き出すことで目標が明確化され、何回も見返すことで自然と意識に刷り込まれ、迷わずに進むことができ夢が叶いやすくなるのではないでしょうか。
その他の書き出す理由としては、ウィッシュリストでは自分の願望を50も100も出していきます。
頭の中だけでは到底処理できない数です。
書き出さないと「あれ、これさっきも思ったような…今何個目!?」と混乱することは必至ですし、よっぽど記憶力が優れていないと100個忘れるなんてあっという間です。
紙に書き出すことで何度も見返すことができますし、クリアしたものはチェックを入れていくこともできます。
ウィッシュリストの書き方
ウィッシュリストの書き方ですが自由度はかなり高いです。
絶対に実現させたいこと、前からやってみたかった事、大人になって忘れていた昔の夢、お金のかかること、今すぐできそうにないこと、今思いついたこと…
何でもOKです。
たくさんあげればあげるほど自分の本当にしたいことが可視化できるようになります。
目標は100個!
パッと思いつくものはブレない強い願望、悩んで捻り出したものは今までしたいと思いながらも無視していた願望です。
自分と向き合うためにしっかり捻り出してみましょう。
「それでも100個は〜…」
と躊躇する方もいるかと思いますが、とりあえず書くものを用意する!
書き出すと意外と書けるものですよ。
誰に見せるわけでもないので…
- どんなにちっぽけなことでも書く
- 恥ずかしがらない
- 矛盾を気にしない
- 具体的でなくてもいい
- 遠慮しない
などを意識して書き出してみてください。
ウィッシュリストを実際につくってみて…
毎日の育児に必死で、ゆっくり自分の願望を考える時間なんて意識しないと絶対にとれないので、今回ウィッシュリストを作って自分としっかり向き合えたことは大きいです。
したいことや叶えたい夢を書き連ねる時間はとても楽しく気分転換にもなりますね。
書き出してみると、潜在的に思っていたことまで可視化できます。
我慢していたり無視している願望がたくさんあることに気が付き、実現したい気持ちが強まりました。
書いただけなのに不思議ですね。
どんな小さなことでも自分のしたいことを叶えていくにつれ、人生の幅や豊かさが広がっていきそうです。
生きる時間は限られています。
一つでも多く叶えるためにはどう行動するのか、いつから始めるのか…計画性や行動力が鍵になりますね。
定期的に見返しながらなりたい自分に近づいていきたいものです。
私はノートで作成しましたが、ウィッシュリスト作成専用のアプリもあります。
iPhoneであれば「Lioli」、Androidであれば「WantToDo」がオススメです。
手軽に作成でき、常に持ち合わせていることがアプリのメリットですよね。
ノートを開くよりハードルが低く始めやすいかもしれません。
ぜひ自分に合った方法で自分だけのウィッシュリストを作ってみませんか?
いかがでしたでしょうか?
ドラマ“凪のお暇”の主人公の凪はウィッシュリストでなりたい自分を見つけ進んでいきます。
皆さんも人生に迷った時やライフスタイルを変えたいと強く思った時、頭の中の願望を出し切ってみると新たな発見や人生を豊かにするきっかけになるかもしれませんよ。