貧乏ゆすり癖がある人、周りにいませんか?
私はいます。同じ職場に。
座って会話をしているときは、ずっと足を小刻みに揺らしています。
今でこそ慣れましたが、慣れないうちは落ち着きのなさに、見ているこっちがイライラ…
ですが、貧乏ゆすりは悪気なく無意識に行っているものなんですよね。
それに職場の人となるとなかなか注意もしづらいです。
貧乏ゆすりをしてしまう原因が分かれば解決できるかも!と思い、いろいろ調べてみました。
この記事では、貧乏ゆすりしてしまう人の原因と、こちらができる対処方法をまとめています。
無駄なイライラを減らしていきませんか?
Contents
貧乏ゆすりをしてしまう原因
貧乏ゆすりをしてしまう原因には…
・ストレスを感じている
・焦りや不安がある
・鉄分不足
・ADHDの可能性
などがあげられます。1つずつ説明していきますね。
ストレスを感じている
ストレスを感じると、緊張して体が強張ります。
この強張りを解消するために無意識のうちに貧乏ゆすりをしてしまうのだそうです。
例えば、緊張した時に髪を触ると落ち着く、腕を組むと落ち着く、珈琲を飲むと落ち着く、深呼吸をすると落ち着く…というようにリラックス方法は人それぞれですよね。
解消法が違うだけで、貧乏ゆすりはその人にとっての緊張をほぐす方法にあたります。
実際に、貧乏ゆすりは“幸せホルモン”と呼ばれるセロトニンの分泌を促す効果もあるのだとか。
セロトニンは一定のリズムを繰り返すことで分泌されやすいので、リズム運動である貧乏揺すりで精神的なバランスを取ろうとしているそうです。
こっちはイライラさせられているのに、している側は幸せホルモンを促しているなんてちょっと皮肉な話ですよね。
焦りや不安がある
焦ったり、不安なことがあったりすると、人間誰しもソワソワしてしまうものです。
・大事な会議の時間に遅れそう
・大人数の前で発言しなければならない
・失敗したらどうしよう…
このように強い焦りや不安を感じると、気持ちがいっぱいいっぱいになってしまいます。
気持ちを少しでも落ちつかせようとして、貧乏ゆすりが出てしまうこともあるようです。
もしかしたら…隣で貧乏ゆすりをしている人は、遅刻しそうだったり、失敗できない重大な仕事を任せられているのかもしれませんね。
鉄分不足
精神面だけではなく、鉄分不足が原因になることもあるようです。
貧血などで体内の鉄分が少なくなると貧乏ゆすりが出現しやすくなるのだとか。
血中の鉄分は全身に必要な酸素を運搬する役割を担っています。
ですから、鉄分が不足すると充分な酸素が運ばれず、酸欠状態に陥いり血行不良になります。
この血行不良を運動によって改善しようと、身体が無意識に貧乏揺すりしてしまうことがあるようです。
ADHDの可能性
ADHD(注意欠如多動性障害)は、不注意・多動性、衝動性の特性を中心とした発達障害です。
貧乏ゆすりはこの“多動性”に当てはまります。
子どもの時には座っていられない、ウロウロと歩き回ってしまうなどの症状が目立ちます。
大人の場合、座ってはいられるけども、落ち着いて座ることが難しい状態。
そしてその落ち着きのなさが、“貧乏ゆすり”として出てしまうパターンです。
ですが、これはあくまで可能性の1つ。
ADHDは専門医の診察によって分かるものですので、貧乏ゆすりをしている人=ADHDだ!という決めつけは間違いです。
ストレスが原因となっていることも大いにあるため、素人での判断は難しいです。
貧乏ゆすりが気になる時の対処法
原因が分かったところで、気になりだしたらひたすら気になるのが貧乏ゆすりなんですよね。
対処法としては以下の4つが有効的かと考えます。
・やんわり伝える
・自分のメンタルを鍛える
・極力視界に入れない
・相手のストレスを軽減する
中でも自分のメンタルを鍛えることが1番の平和な解決策かも。
他の場面でも使えますしね。
やんわり伝える
伝えられる関係性であり、伝えても気まずくならないようであれば、これが貧乏ゆすりをとめる1番の近道ですよね。
貧乏ゆすりをしている人のほとんどが無意識ですので、している本人も指摘されて初めて気がつくかもしれません。
貧乏ゆすりにいいイメージを持つ人はあまりいないと思います。
指摘されたことで、貧乏ゆすりをやめようとするきっかけになれば相手にもプラスになります。
“貧乏ゆすりを辞めて欲しい”というのは自分の欲なので、やんわりお願いする姿勢が大切ですね。
関係性の見極め大事です。私は職場の人だったので直接言うことがなかなかできませんでした。
自分のメンタルを鍛える
相手が無意識でしていることを変えていくには莫大な時間を要します。
それならば、自分の考え方や意識を変えるほうがコントロールしやすいよなぁという考えになりました。
この自分の考え方や意識を変えていくという事は本を読むことで、少しずつ蓄えられていくと感じています。
本は識者が起こっている問題への解決法を惜しみなく書いてくれていますよね。
私も本をよく読みます。
発想の転換や起こった感情との付き合い方に関してはちょっぴり知っていることが多いと思います。
自分の中で起こっている感情を知ることができれば、むやみやたらにイライラすることが減ってきました。
最近読んだ本の中で、メンタルを整えることに一役買ってくれた本を紹介します。
タイトルに惹かれて買った一冊。
イライラしたり、モヤモヤしている時も、原因の相手は知ら〜ん顔でパフェとか食ってるよ=だから気にしすぎないこと。これが1番大切!
その他にもメンタルを整える考え方がたくさん紹介されています。
“反応しない”
実践できるようになあれば、悩むことが減り心がスッと軽くなります。
悩んだときに読み返したい1冊です。
コントロールできることをコントロールする。コントロールできないことをコントロールしない。
このことの大切さに気付かされた1冊です。
“悦る習慣”で人生を楽しいものに変えていきませんか?
貧乏ゆすりだけではなく、その他のイライラやモヤモヤへの対処の仕方ももちろん変わってくると思います。
自分のメンタルを鍛えて、生きやすさを育んでいきませんか?
極力視界にいれない
1番シンプルな解決策です。
見ない!
・違う方向を見る
・目を閉じる
・場所を変える
などがありますが…それでも視界にはいってくることはあるんですよね。
そんな時は…
『ストレスたまってるんやなぁ』
『なんかうまくいってないんやなぁ』
『大変やなぁ』
と心の中で少し哀れみを持って思っています。
少しだけイライラが減ります。少しね
相手のストレスを軽減する
貧乏ゆすりの原因にはストレスが大きく関係しています。
ですので、相手のストレスを軽減させてあげることができたら貧乏ゆすりは止めることができるのではないでしょうか。
ちょっとした飲み物や飴などを差し出してあげると、貧乏ゆすりとは違う形で気持ちを落ち着かせることができるかもしれませんね。
相談に乗ったり、愚痴を聞いてあげるだけでもストレスの軽減を図れます。
ただ!!
ただですよ?
相手の貧乏ゆすりでストレスを感じているのはこちらもなんです。
優しくできそうにない時は無理をせずに。
親身になって話を聞いてあげられる相手ならば、自分の心に余裕があるときにこの対処法を試してみてくださいね♪
貧乏ゆすりに負けないメンタルを
貧乏ゆすりが気になりだすと、こちらもストレスを抱えてしまいます。
いろいろ対処法をあげましたが、貧乏ゆすりは無意識状態で行われていて、仮に意識できたとしても癖の修正には多大な時間がかかると思います。
結局のところ、こちらが反応しないことや上手に受け流すことが1番の近道なんですね。
受け流す方法や自分がイライラした時の気持ちの落ち着け方を見つけておくことが、何より大事だなと思いました。
人の振り見て我が振り直せ
自分も相手に不快感を与えている無意識の癖がないか、今一度見つめなおしていきたいものです。
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特に女性は貧血を招きやすいので鉄分を積極的に摂りたいですね。